【プレスリリース】「抹茶」を世界にひろめる「CUZEN MATCHA(空禅抹茶)」が約5億円を資金調達。
抹茶をだれもが楽しめる暮らしをかなえる「CUZEN MATCHA(読み:くうぜんまっちゃ)」を運営するWorld Matcha株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:塚田英次郎)の米国親会社であるWorld Matcha Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンマテオ市、CEO:塚田英次郎)はこの度、デジタルガレージグループをリード投資家として、国内外のファンド、エンジェル投資家、事業会社、あわせて約30名を引受先とした第三者割当増資により、シリーズAラウンドを開始し、ファーストクロージングとして、US$3.6M (約5億円)の資金調達を行いました。また今回調達した資金5億円で、現在開発中の業務用抹茶マシンの開発をさらに推しすすめると同時に、オフィスへの抹茶マシン導入施策遂行など「CUZEN for Business」にむけた組織づくりを実施いたします。
米国の高級緑茶市場は2028年までに261億6,000万ドルに達すると予測されております。この需要の高まりに応えるため、ボタンを押すだけで、挽きたての抹茶を楽しめる世界初の抹茶マシンと、希少な国産有機抹茶リーフ(碾茶:てんちゃ)からなる「CUZEN MATCHA」を世界へ届けます。世界中のお客様のもとへ「良質な抹茶体験」を届けることで、国境を超え、お客様と、高品質な茶葉を生産する日本の茶農家をつなぎます。(現在 世界16か国へ出荷中)
このたび、デジタルガレージグループがリード投資家となり、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長 伊藤羊一氏など、計30名の投資家のみなさまが、「世界を舞台に挑戦をするCUZEN MATCHA」を応援くださいました。今回 調達をした約5億円で、現在推し進めている次の2つのプロジェクトの推進を行います。
① 業務用マシンの開発・製造:カフェやレストラン、ホテルなど家庭用マシンだけでは対応しきれていなかった市場の開拓を行います。
② 販売対象国の拡大:米国、日本以外の地域での販売を加速することで、世界規模で抹茶の飲用を促進します。
【 各投資家からのコメント 】
株式会社デジタルガレージ 取締役 兼 専務執行役員CSO
大熊 将人 氏
抹茶は日本の歴史と深く結びつきながら、独自の文化として根付いてきました。その抹茶を世界中に広めるべく、長年日本のお茶と深く関わってきた経験を活かした塚田氏が進める新たなチャレンジを、日本とサンフランシスコの架け橋として機能してきたDG717をハブに、リードインベスターの立場で応援していきます。
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長
伊藤 羊一 氏
日本は海で囲まれていることもあり、どうしても海外に出ていく際のハードルが高くなりやすいと思うのです。そんな中、塚田さんは米国市場の開拓に果敢にチャレンジされていて、初めてお会いした時からずっと応援したいな思っていました。この度出資に参加させていただくことで、微力ながらもチャレンジを応援できるのが嬉しくてたまりません。ぜひ、MATCHA旋風を巻き起こしましょう!
精神科医 / 産業医 / 公認心理師
尾林 誉史 氏
茶聖として知られる千利休。彼の茶の心はあまりにも有名だが、実は180cm近い体格に恵まれた人物でもあった。空禅抹茶を携え、グローバルに茶の心を伝える塚田君も、利休に劣らぬ立派な体格で、世界を駆け巡っている。スケールの大きい男は、心優しく、情にもろく、誰よりも熱い。抹茶の可能性を信じ、驚くほどに真っ直ぐな彼から、空禅抹茶の話を聞いた時、直感で成功することを確信した。理論と感性の間で生きている私にとって、直感は大切な基準である。利休です。
株式会社MEDIX 代表取締役CEO
塚本 大地 氏
塚田さん自身がサントリー時代から長く第一線で関わってきた飲料領域かつ、抹茶という日本特有の強みが発揮できる領域で、グローバルに勝負を仕掛ける姿に共感し、微力ながら僕も応援 & 勉強させて頂ければなと思っています。サントリー時代に米国での経営経験もあり、対話を重ねる中でもパッションを持った非常に魅力的な経営者の方だなと感じました。昨年、ニューヨークに行った際、若者の間で抹茶専門店が流行している様子も見て、グローバルでのポテンシャルも感じています。
【 Cuzen Matcha|空禅抹茶 について 】
Cuzen Matcha(空禅抹茶)は、飲料メーカーにて茶飲料の開発をしてきた創業者が「より美味しいお茶をお客様へ届けたい」との思いから生まれた抹茶ブランドです。茶葉本来の味を楽しんでいただきながら、日本のお茶生産者や地球環境にも好循環を生むお茶ブランドを目指し、2020年10月 米国カリフォルニアにて事業を開始。日本市場には2021年7月にアメリカからの逆輸入ブランドとして登場しました。
ライフスタイルの変化とともに、お茶の飲み方もこの20年ほどで、急須からペットボトルへと移行し、必要とされる茶葉にもその影響が見られます。一番茶など高品質な茶葉の需要は減少し、長い伝統と文化を築いてきた日本のお茶産業へも影響を与えています。茶の栽培面積は年々減少をつづけ、令和3年度は38,100haと直近15年間で22.4%減少。安価な四番茶や秋冬番茶の生産増加に比べ、一番茶の生産量は減少。全国のお茶農家数は20年間で1/4以下にまで減少(平成12年53,687→令和2年12,325)しています。(令和3年6月農林水産省発行「茶をめぐる情勢」より)
私たちは茶葉をまるごと食し、茶葉の美味しさと健康成分をダイレクトに味わえる抹茶に着目し、誰でも簡単に挽きたての抹茶を楽しめる抹茶マシンを開発し、おいしい抹茶を飲めるようにすることで、高品質な茶葉の需要をうみだし、日本の茶畑や生産者さんを守ります。
【 CUZEN MATCHAが目指す未来 】
① わたしたちは100% ORGANIC の抹茶にこだわります
「抹茶は茶葉をまるごと食べるお茶」だから、完全無農薬・無化学肥料で安心して食せる茶葉にこだわります。
② 粉ではなく「茶葉」でとどけます
・「抹茶=粉で流通させる」がこれまでの常識でした。しかし、粉ではなく「茶葉で届ける」ことで、粉のわずらわしさから解放され、より新鮮に、よりおいしくお楽しみいただけます。
・「茶葉」で流通させることで、飲料(液体)の輸送時よりCO2排出量の削減をおこないます。
・飲む直前に茶葉を挽き、抹茶を点てることで、ペットボトルゴミを出しません。
③ 抹茶マシンで「誰でも」「カンタン」を実現します
抹茶マシンがあれば、自宅、オフィス、カフェなど、どこでも誰でも同じクオリティのおいしい抹茶をつくることができます。
④ 毎日の抹茶生活で、ウェルビーイングな暮らしをサポートします
茶葉には豊富な栄養素が含まれています。その茶葉を、まるごと食する抹茶。
安心で健康な抹茶を挽きたてで味わうことで、他では体験できない 「挽きたて抹茶の香り・色・味わい」を手軽に毎日お楽しみいただけます。
⑤ 世界へ「抹茶」を拡げます
わたしたちは「オーガニックの抹茶リーフ」と「抹茶マシン」を世界中のお客様へ届けることで、日本が誇る「抹茶」を世界中で誰もが・カンタンに楽しめるようにします。
⑥ 生産者とともにオーガニックの抹茶を増やす
現在、日本においてオーガニックの抹茶はとても希少なものです。
世界市場で需要をつくり、適正価格で茶葉を買い支えることで、生産者の経済的な安定を維持し、有機茶畑や丁寧なお茶の生産技術と文化を守ります。
【 代表 塚田英次郎のコメント 】
僕たちは、『美味しく』『安心・安全』『健康に役立つ』抹茶を、ふだんからカンタンに飲めるようにした「 CUZEN MATCHA 」を世界に広めることで、高品質な茶葉の需要を新たに創出し、日本の茶畑を守ります。
プラゴミやCO2排出量を減らすこの仕組みが世の中に広まることで、『人と地球の調和』がとれた、よりサスティナブルな社会になることを目指します。
今回、新たに30名近くの投資家の方々が弊社の「応援団」に加わってくださり、彼らとともに業務用抹茶マシンの開発を加速させ、目ざす未来に少しずつ近づいていくことを、とても嬉しく思います。
【 World Matcha株式会社について 】
名 称 World Matcha 株式会社
所在地 〒153-0043 東京都目黒区東山3−1−19 メゾン池尻大橋607
設 立 2019年2月19日
代表取締役 塚田英次郎
公式HP https://jp.cuzenmatcha.com/
【 沿革 】
2019年 1月 World Matcha Inc. 設立
2019年 2月 World Matcha 株式会社 設立
2020年 1月 「CES2020 Innovation Awards Honoree」受賞
2020年 6月 「San Francisco Design Week Awards 2020 Future of Foods」受賞
2020年 8月 「Dezeen Awards 2020 Design Longlist」受賞
2020年 10月 アメリカにて「 CUZEN MATCHA 」販売開始
2020年 11月 「TIME's Best Inventions of 2020」受賞
2021年 3月 「Esquire Home Design Awards 2021」受賞
2021年 7月 日本にて発売開始
2021年 10月 「グッドデザイン賞」受賞
2022年 11月 越境ECにより、新たに5カ国へ出荷を開始
(オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、シンガポール、イギリス)
2022年 12月 越境ECにより、新たに6カ国へ出荷を開始
(フランス、ドイツ、オランダ、ベルギー、デンマーク、アイルランド)
2023年 3月 新たに4カ国へ出荷を開始し、現在17カ国へ出荷を開始
(香港・イタリア・台湾・アラブ首長国連邦(ドバイ、アブダビ)へ)
CUZEN MATCHA のプレスリリース一覧 : https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/51990