抹茶は茶葉まるごと食すお茶
海外ではスーパーフードとして人気の抹茶。もともとは中国から「薬」として渡ってきたように、茶葉には豊富な栄養素が含まれており、健康面・美容面でとても優秀です。
カラダがよろこぶ抹茶生活
栄養をまるごと摂取
煎茶と抹茶の違いはご存知ですか?抹茶は、臼で茶葉を挽くため、茶葉の栄養をまるごと摂取できます。一方、急須で楽しむ煎茶は、茶葉をお湯で抽出した抽出液(=お茶)だけを飲むため、茶殻として栄養成分の70%が捨てられてしまいます。
抗酸化作用
豊富な抗酸化物質
抹茶には、強い抗酸化作用をもつポリフェノール(カテキン )、ビタミンC、ビタミンEなどが含まれています。抹茶は、茶葉をまるごと摂取することができるため、他の抗酸化力が高い食品と比べても抗酸化力が強く、カラダを酸化から守ってくれます。
*Oxygen Radical Absorbance Capacity(抗酸化物質)
デトックス作用
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維
抹茶は食物繊維を多く含んでいます。茶葉まるごとを臼で挽くため、水溶性食物繊維だけでなく、煎茶では茶殻として捨ててしまう不溶性食物繊維も一緒に摂取することができます。食物繊維は腸内環境を整え、便秘を改善するなど、デトックス作用があります。
リラックス効果
豊富なテアニン
お茶を飲むとほっとする。これは、茶葉特有のアミノ酸で、お茶のうまみや甘みに関与する成分「テアニン」による効果だと言われています。テアニンは、α波(リラックス時に発生する脳波)を増加させストレスホルモンを制御するなど、興奮をしずめて緊張を和らげる働きと、心身をリラックスさせる効果を持っています。抹茶には、このテアニンが豊富に含まれています
集中力の向上
テアニンとカフェインの相乗効果
抹茶にはカフェインとテアニンが含まれています。カフェインには覚醒作用があり、テアニンにはストレス軽減やリラックス効果があります。カフェイン単体、テアニン単体よりも、テアニンとカフェインを同時に摂取した方が集中力が向上するという研究結果が発表されています。
サステナブルエナジー
抹茶 VS コーヒー
コーヒーの場合、カフェインの血中濃度は飲用後急激に上昇し、その後下降する傾向があります。一方、抹茶は、テアニンの働きにより、カフェインの効果がゆるやかに持続的に作用します。このように、カフェインとテアニンが相互に作用し、リラックス効果や集中力を高める効果ががあることから、抹茶は「サステナブルエナジー」と呼ばれています。