オフィスにCUZEN MATCHAがある生活

前職のオフィスでCUZEN MATCHAと出会い、その後ご縁があってこの秋からチームにジョインしているKanaです。

某IT企業にいた私は、一昨年からイギリスに出向していました。出社初日、同僚が案内してくれたオフィスの一階にはキッチンスペースがあり、その隅にあったドリンクコーナーには、さすがイギリスと思わせる種々の紅茶、本格的なエスプレッソマシン、そしてCUZEN MATCHAと書かれたスタイリッシュなデザインの白いマシンが並んでいました。

(オフィスの一階にあるキッチンスペース。右側にある棚がドリンクコーナーでした。)

気になった私は、早速抹茶マシンの使い方を教えてもらい、記念すべき初CUZEN MATCHAをホットミルクで割って楽しみました。砂糖は入れなかったので苦いかと思ったらそんなことはなく、まろやかでほんのり甘い抹茶の味にふわっといい香りがして、「おおー!これこそが本物の抹茶だ!」と感動したのを覚えています。

というのも、その頃ちょうどイギリスのカフェで残念な経験をしたばかりでした。抹茶ラテを頼んだものの、なぜかココナッツミルクの味しかせず、中身を間違えているとお店に伝えたところ、いや絶対に合っているからカップの蓋を開けてみてと言われ、開けたら確かに緑色・・・。イギリスでも抹茶人気は高まっているようで、特に抹茶ラテは多くのカフェで定番メニューになってきてましたが、抹茶の味がほぼしなかったり、シロップの甘さが強烈すぎたりと美味しい抹茶に出会うことは殆どありませんでした。

さすがに日本のカフェではそんな驚くような経験をしたことはありませんが、チェーン店の抹茶ラテや抹茶フラペチーノはかなり甘めに作られているので、私はスイーツ感覚で頼むことが多いです(最近知ったのですが、簡単につくれるように、元々砂糖やデキストリンなどが入っているプレミックスパウダーを使用するカフェが多いそうです)。

オフィスで飲んだCUZEN MATCHAには自然な甘さとうまみがあって、いい香りもして、何よりほっとした気持ちにさせてくれます。健康にもいいと知り、私は毎日のようにオフィスで飲むようになりました。

朝は眠気を吹き飛ばす効果が強そうなコーヒーを飲んで気合いを入れ、お昼過ぎには抹茶を持ってデスクに戻り、ほっと一息ついてから仕事を再開するのが私のルーティーンになりました。

当時オフィスには40カ国以上から集まったメンバーがいましたが、抹茶好きな人も多く、お昼過ぎにはエスプレッソマシンと同じくらいに抹茶マシンの前にも順番待ちの列ができていました。

私は、この待ち時間がとても好きでした。並んでいると誰からともなく自然と「最近どう?」という言葉が飛び交い、普段仕事では接点が少ないメンバーとも次の旅行先や家族の話をしたり、逆に仕事で躓いている話をしたらいいアイデアをもらえたり。そのまま議論が白熱して、抹茶ラテを片手に何人かでテーブルを囲んで話し込んだことも何度もありました。

(皆でわいわい集まっている様子。奥にCUZEN MATCHAが見えます。)

イギリスは年中肌寒いので、隣にあるエスプレッソマシンのミルクスチーマーを使ってふわふわに泡立てたホットミルクを作り、抹茶ラテをつくる人が多かったです。稀にラテアートを作れる人がいたりして、皆が憧れの眼差しを向け、作り方を教わったり、上手さを競い合って盛り上がることもありました。

(私が住んでいた街、ブリストルに雪が降った日。冬は長く、非常に寒く、風が強くてほぼ毎日曇りでした。

乳製品を摂取しないヴィーガンの同僚も少なくなかったので、豆乳、オーツミルク、アーモンドミルクなどのプラントベースミルクで抹茶を割っている人もいました。

夏になると、日本の夏とは比べ物にならないくらい涼しいことが殆どでしたが、それでも皆で暑い暑いと言いながら製氷機から氷を持ってきて、アイス抹茶ラテを作りました。

(カラフルな建物が多いブリストルの街並み。晴れた夏の日は最高でした。)

CUZEN MATCHAは、単に美味しい抹茶が飲めるマシンというより、オフィスの囲炉裏のような役割を果たしていたように思います。そこには、異なるチームや役職のメンバーが集まり、リラックスして気軽に話せる雰囲気がありました。


(オフィスでアイス抹茶ラテを作ったときにパシャリ。

あの頃は、まさか自分がCUZEN MATCHAで働くことになるとは思っていませんでしたが、今こうして自分が好きなもの、自信を持って皆にお勧めしたいもののために働けていることを嬉しく思っています。まだチームにジョインして1ヶ月なので、これからが楽しみです!

Thank you so matcha for reading!🍵