【抹茶と健康】抹茶の原料、碾茶(てんちゃ)って何??
碾茶(てんちゃ)がどんなお茶か、ご存じですか?
碾茶とは、「抹茶の原料となるお茶」のことを呼びます!
また抹茶とは、この碾茶を粉末状にしたもの、またはそれを水やお湯で攪拌したものを指します。
今回は、
☑︎緑茶と碾茶の違い
☑︎碾茶の栽培方法からわかる抹茶の効能
について紹介します!
緑茶と碾茶(抹茶)の違い
まず、緑茶とは
「生のお茶を発酵させずに製造した不発酵茶」を指します。
ここで言う発酵とは、いわゆる酸化のことで
収穫を終えたあと速やかに蒸すことで酸化作用が止まるため、
紅茶と違って、茶葉本来の鮮やかな緑色をしたお茶となります。
次に、碾茶とは
「被覆栽培(ひふくさいばい)と呼ばれる茶葉に覆いを被せて栽培する方法を用い、収穫後に蒸した後、揉まずに乾燥させた茶葉」を指します。
これを臼などを使って粉末状にしたものを、抹茶と呼びます。
緑茶と抹茶は間違われやすいですが、
抹茶や抹茶の原料である碾茶は実は緑茶の種類の一種なんですね💡
飲み方もそれぞれ異なります🍵
緑茶は、茶葉をお湯に浸して抽出しますが、
抹茶は、粉末状にした碾茶を茶筅などを使用して水やお湯で攪拌します。
急須を使ってお茶を抽出するか、粉末状にした茶葉を丸ごと飲むのか、という違いがあるんです!
碾茶って体にいいの?
碾茶の特徴である、被覆栽培では
下記の画像のように覆いを被せて日光を遮断した状態で茶葉を育てます。
覆いを被せることで、茶葉に含まれるアミノ酸の一種のテアニンが、苦い味の元であるカテキンへと変化するのを抑えられます。
なので、碾茶には通常の緑茶の約2倍ものテアニンが含まれているんです💡
それをそのまま粉末状にし、抹茶として茶葉を丸ごと飲むことで、
豊富なテアニンを摂取することができます。
テアニンには、以下のような効果が確認されています!
・リラックス効果
・集中力向上
・睡眠改善
・ストレス軽減 など
ここから、抹茶を飲むことのメリットを2つに絞ってご紹介します🌿
(1)かつてサムライエナジードリンクと呼ばれたほどのエネルギー継続力
抹茶にはカフェインも含まれていますが、
カフェインとテアニンを同時に摂取することで、
カフェインによる気分の盛り上がりと、テアニンによるリラックス効果が組み合わさり
カフェイン単体よりも効果が長く緩やかに続きます。
かつて、武士が戦の前に抹茶を飲んでエネルギーチャージをしていたほど、
サステナブルにエネルギーを摂取し持続させることができるんです!✨
(2)コーヒーよりも集中力が持続する
カフェインとテアニンが組み合わさることで、
コーヒーのようなカフェイン単体のものを摂取するよりも
集中力が大幅に向上するという研究結果がでています。
近年、シリコンバレーにある大手IT企業では
オフィスで抹茶や緑茶を飲むことが推奨されていたり、
新たなオフィスドリンクとして広がり始めているんです!🥤
まとめ
今回は、
☑︎緑茶と碾茶の違い
☑︎碾茶の栽培方法からわかる抹茶の健康価値
について紹介しました。
抹茶の原料である碾茶は、特徴的な栽培方法によって
テアニンが豊富に含まれることがわかりました✨
そしてそのテアニンには
多くの健康への効果が期待できますね。
是非、生活に抹茶を取り入れてみてはいかがでしょうか?🍵
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