【メディア掲載】なぜ海外から?アメリカから抹茶ビジネスを始めた理由(ラジオ前編)

2022年8月28日 茶葉の産地 鹿児島にあるラジオ番組

FMさつませんだい「サンデーナビ」に、代表 塚田英次郎がアメリカから生出演しました。

・ アメリカで抹茶ビジネスを始めた理由
・ アメリカ人から見た「抹茶」とは?
・ 会社員時代から「本当に美味しいお茶」を追求した結果
・ 空禅抹茶マシンの開発秘話
・ 難しいと言われている美味しい有機抹茶に出会った感動
・ 抹茶ショットで広がる新しい抹茶の楽しみかた etc…

オーガニックかつ、おいしい抹茶にかける想いを、たっぷり1時間、熱く、熱く語りました。

こちらでは、ラジオでのインタビューの中で「ここは!」というポイントをサマリーでお届けします。

 

なぜ海外?アメリカ発で抹茶ビジネスを始めた経緯は

前職の飲料メーカーでペットボトルのお茶の開発に関わっていた経験から、アメリカで7~8年前から抹茶が流行り始めているという情報はキャッチしていました。

アメリカでは、Matcha(抹茶)というのは

・抗酸化作用
・肌や健康に良い成分が豊富
・やわらかなカフェインで持続的に良い状態を続けられる

などの理由から、健康が前面に立ったドリンクとして、若者を中心に注目を集めているんです。

抹茶ブームが来ているのなら、まずはアメリカから始めよう!ということで、2019年に会社を立ち上げました。

 

家でコーヒーを飲むように、日常的に抹茶を飲む文化を創りたい。

抹茶が求められているのは感じていましたが、粉の状態で保管しているとダマになったり、家でおいしい抹茶をつくるのは難しいんですよね。

『日常的においしい抹茶を飲んで、健康になってもらいたい。』

その状況をつくっていくためには、家庭用の抹茶マシンが必要だなと思いました。

コーヒーマシーンはたくさんあるのに、なぜ家庭用の抹茶マシンがないんだろう?ないんだったら、家でおいしい抹茶が飲めるマシンを作ってしまおう!

ということで、抹茶マシンを開発することになりました。
ちょっとクレイジーなところがあるかもしれません

 

デザインに込めた「禅」を感じる空間をつくりたいという想い


 

「このデザインは、すぐにたどり着いたんですか?」

マシン使っていないときも置いてあるだけで「禅」を感じる空間にしたい

という想いから、円窓をモチーフに、茶室をイメージさせる、見た目にも日本を感じていただけるマシンをデザインしました。

サンフランシスコ在住のデザイナーさんに、いくつかある方向性の中で、この円窓のある強烈なデザイン案を上げてもらったときに「これだ!」と、けっこう早い段階で決まりました。

 

挽きたの見事な色・香り・味を実現する抹茶マシン


京都で石臼体験をしたときのこと。

碾茶(てんちゃ)から、お茶会の直前に石臼で抹茶粉を挽くのですが、5分くらいかけて、ようやく一人前ができる

茶葉から抹茶の粉を挽くのは、本当に大変なんです。

 


でも、

挽きたてならではの見事な味わい・香り・色
抹茶はやっぱりそこでしょ!!!

と強く感じました。

 

そもそも千利休の時代、お茶会では、一杯一杯、石臼で挽きたての抹茶を提供していたのが原点。

『シンプルに美味しいお茶を届けたい』

と思った時に、やはり「挽きたて」にはこだわっています。

 

だからといって、石臼をマシンの中に入れるわけにはいかないので(笑)
同じように強くて、軽い素材で、同じ粒子の大きさになるようなセラミック臼を開発してマシンに搭載することにしました。

 

抹茶初心者におすすめは「抹茶ラテ」

 

「抹茶初心者にもオススメの飲み方は?」


アメリカでも抹茶初心者の人が多いので、抹茶ラテが人気です。

日本と違うユニークなところは、合わせるミルクがカウ(牛乳)ではなく、牛乳よりも、オーツミルクやソイミルクなど、プラントベース(植物由来)のミルクで飲む人の方が多いように感じます。

抹茶自体が繊細な味わいなので、実は、動物由来の力強い味の牛乳よりも、豆乳のようなプラントベースのミルクと好相性なんです。

そもそも、抹茶はプラントベース。

抹茶のグリーンで、プラントベースで・・・と合わせていくと、自然と健康にも、地球環境にも良いドリンクになっていますね。

 

抹茶ショットで広がる、さまざまな楽しみ方

抹茶って粉の状態から点てるのは大変ですが、抹茶エスプレッソ(水と混ぜた液体)の状態だと、混ぜるだけで、色々な楽しみ方ができるんです。

 

例えば

抹茶をスパークリングウォーターで割った「スパークリング抹茶」はフレッシュで美味しく飲めるし

夜は、

焼酎抹茶やフレッシュ抹茶ハイのようなカクテルにすることもできます。


これは、あまり教えたくないんですが(笑)

バニラアイスにかけて抹茶アフォガード、もうこれはたまらないですね。

抹茶エスプレッソ(液体)なら、組み合わせ無限大です!

 

抹茶パウダーでワンランク上のおやつに

ドリンクの他に、粉だけモードを使えば、挽きたての抹茶パウダーを使ったレシピも広がります。

簡単でオススメなのが、抹茶塩にして天ぷらに添えたり

シュークリームやアイスにパラパラかけるだけで、いつもより「ちょっとステキなおやつ」になります。

今までの抹茶の枠を超えて、もっと自由に楽しんでもらいたいと思ってます。


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ラジオ出演インタビュー後編はこちら
「鹿児島のうまいオーガニック抹茶で世界へ挑戦」